ドッグフードを砕く百均商品2選!砕くメリット・デメリットも解説

ドッグフード
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犬がドッグフードを食べなくなったり、そのまま吐いたりする原因の1つに、ドッグフードの粒の大きさが考えられます。小型犬など口の小さな犬は大きな粒のドッグフードは食べずらいのです。とくにアゴの力が弱い子犬期や老犬期に顕著にあらわれます。

そんな時はドッグフードを砕いて食べやすくしてあげるのがおすすめ。粒を砕くことで食べるようになったとの報告は数多くあります。しかし、硬くて小さいドッグフードを砕くにはどんな道具を使えばいいのでしょうか?

そこでこの記事では、ドッグフードを砕く百均商品を紹介します。

ドッグフードを砕くメリットやデメリット、ドッグフードを砕いて与えたほうがいい犬についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ドッグフードを砕く百均商品2選

ドッグフードを砕きたいと思ってもドッグフード専用ミルは高いですし、自分たちが使うキッチン用品もできれば使いたくない方も多いはず。そこで、安く手に入れられる百均商品を2つ紹介します。使い勝手や頻度に応じて、道具を選んでみてください。

✓ ドッグフードを砕く百均商品2選

  1. 黒ゴムパイプハンマー8オンスK45
  2. コーヒーミル

 

黒ゴムパイプハンマー8オンスK45(Daiso)

ゴム製のハンマーです。ハンマー部分がゴムのため、鉄製に比べて対象物を傷つけにくいのがメリット。ドッグフードをジップロックなどの袋に入れて、ハンマーで叩きます。直径4.5㎝と面積が大きいので砕くのにあまり時間はかかりません。

ただし大きな音が出るため、神経質な犬や臆病な犬と暮らしている場合は要注意です。音が響かないようタオルを敷くか、犬のいない部屋で砕くようにしましょう。

 

コーヒーミル(Daiso)※500円

コーヒーミルを使えば、一定量のドッグフードを一気に粉砕できます。粗挽きから細粒まで調節が可能ですが、半分に割るような砕き方はできません。粉状にしたい場合に使用しましょう。

ちなみに使用済みのコーヒーミルはカフェインが付着している可能性があります。犬がカフェインを摂取すると中毒症状を引き起こす場合があるため、コーヒーミルはドッグフード専用のものを用意するようにしてください。

 

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ドッグフードを砕くメリット3つ

ドッグフードを砕く大きなメリットは食べやすくすることですが、そのほかにもメリットはあります。

✓ ドッグフードを砕くメリット3つ

  1. 食べやすくなる
  2. 食いつきがよくなる
  3. ふやかす時間が短くなる

 

食べやすくなる

粒の大きなドッグフードも砕けば小型犬も食べやすいサイズになります。とくに外国産のドッグフードは粒の大きい傾向があるので、食べやすい大きさに砕いてあげることで口の小さな犬でも簡単に食べることができるようになります。

 

食いつきがよくなる

粒が大きく食べにくいドッグフードは食べ疲れてしまうこともあり、食欲低下の原因になりかねません。しかし、ドッグフードを砕くことによって食べやすいサイズになりますし、匂いも強くなります。「ドッグフードの食いつきが悪かったけど、砕いて与えたら食べてくれた」というケースも珍しくないようです。

 

ふやかす時間が短くなる

消化器官の未熟な子犬や食欲が低下した老犬には、ふやかしたドッグフードを与えることがあります。なぜならドッグフードをふやかすことで「消化吸収率アップ」「香りが立つ」「水分補給」などのメリットがあるからです。

難点はふやかすのに時間がかかることなのですが、ドッグフードを砕くことによってふやかす時間を短くすることができます。

 

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ドッグフードを砕くデメリット3つ

一方、ドッグフードを砕くデメリットもあります。

✓ ドッグフードを砕くデメリット3つ

  1. ドッグフードが痛みやすい
  2. 歯石の原因になる
  3. 肺炎の原因になる

 

ドッグフードが痛みやすい

ドッグフードを砕くと空気に触れる面積が多くなり、風味や香りが落ちるだけでなく、雑菌の繁殖による劣化や傷みの原因になります。

ドッグフードを砕くときは、食べる分だけ砕くようにしましょう。

 

歯石の原因になる

ドッグフードを砕いて小さくすると、歯間に入り込みやすくなります。歯間に入り込んだドッグフードは歯垢になり、2~3日で歯石に変化してしまいます。

食後にしっかり水を飲ませたり、歯磨きを怠らないようにしましょう。

 

肺炎の原因になる

ドッグフードを粉状になるほど砕いてしまうと、むせて咳込む可能性があります。とくに飲み込む力が弱い老犬では、誤嚥による肺炎を起こす危険もあるため注意が必要です。

 

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ドッグフードを砕いて与えたほうがいい犬

下記のいずれかに当てはまる犬には、ドッグフードを砕いて与えるのがおすすめです。

✓ ドッグフードを砕いて与えたほうがいい犬

  1. 子犬、老犬
  2. 小型犬
  3. 大粒のドッグフードが苦手な犬
  4. 少食の犬
  5. 好き嫌いやアレルギー持ち、食事療法中の犬

 

子犬、老犬

噛む力や消化器官が弱い子犬や老犬には、ドッグフードを砕いて食べやすくしてあげましょう。小さく砕くことでたくさん噛む必要がなくなり、胃腸にかかる負担も少なくできます。

 

小型犬

小型犬は口や歯も小さく、大粒のドッグフードを食べるのは労力が必要です。食いつきが悪くなったり、食べ残しが増える原因になります。

また、犬は食べ物を丸飲みする習性があるため、体に合わない大きさのドッグフードを無理に飲み込んだ場合、のどに詰まってしまう可能性もあります。

 

大粒のドッグフードが苦手な犬

体が大きいからといって必ずしも大粒のドッグフードが食べられるわけではありません。ストレスを感じる犬もいるので、もし愛犬がドッグフードを食べづらそうにしている場合は、食べやすい大きさに砕いて与えてあげましょう。

 

少食の犬

少食の犬にもドッグフードを砕いて与えるのがおすすめです。ドッグフードの食いつきが悪い場合、形状や硬さ、大きさが原因の可能性があります。ドッグフードを砕いて与えることで食いつきが改善するケースもあります。

 

好き嫌いやアレルギー持ち、食事療法中の犬

犬のなかには好き嫌いやアレルギーを持っていたり、食事療法が必要な犬もいます。その場合、ドッグフードの種類が限られてしまうこともありますが、ドッグフードを砕いて与えれば粒のサイズを気にする必要がなくなり、より多くの商品から愛犬に合うものを選ぶことができます。

 

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まとめ

この記事では、ドッグフードを砕く百均商品を紹介しました。

今回紹介したものはすべてDaisoの商品ですが、他の百均でも同様のものがあると思うのでぜひ探してみてください。

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