ミニチュアシュナウザーが落ち着く年齢は?

ミニチュアシュナウザー
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ミニチュアシュナウザーの落ち着きのなさ、あなたの愛犬もそんな様子を見せていますか?子犬の頃のやんちゃさが続くのは、ただの年齢のせいだけではありません。彼らの背後には、さまざまな要因が隠れていることがあるのです。

1歳半で落ち着くのか、それとも5歳を超えてもまだ元気いっぱい?犬の性格、家庭環境、欲求不満…これらがどのように犬の行動に影響するのか、この記事では詳しく解説します。

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ミニチュアシュナウザーが落ち着く年齢は?

ミニチュアシュナウザーは落ち着きのある犬種とのイメージがありますが、子犬の時期は落ち着きがありません。とくに子犬のオスは落ち着きがないようです。

ご飯も一瞬で食べ、常に駆け回り、色んなイタズラもしますが、ずっとその状態が続くわけではなく、一般的には「1歳~1歳半」で成熟し、性格も体重も落ち着くようになります。やんちゃな子でも2歳くらいまでには落ち着くという意見も多数ありました。

1歳でおよそ人間の18~20歳なので、「大人」の仲間入りというわけです。2歳にもなると人間でいうアラサーに差し掛かり、さすがに落ち着くようになります。

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いつまでも落ち着かない犬の原因は?

落ち着きには個体差があり、いつまでたっても子犬のようなやんちゃさが抜けない犬もいます。一般的にほとんどの犬は3歳までに落ち着くことが多いのですが、4歳、5歳になっても落ち着きがない子もいますし、8歳を超えて老化の兆しが見られてもなお落ち着きが見られない子もいるそうです。

落ち着きのなさは犬の性格の問題だけでなく、子犬期からのしつけや家庭環境などが原因になることもあります。つまり、飼い主の責任の可能性があるわけです。具体的には、下記の3つがあげられます。

  1. しつけ不足
  2. 刺激の多い家庭環境
  3. 欲求不満

しつけ不足

犬と飼い主の信頼関係が築かれ、社会化や家庭犬としてしつけをされた犬の場合、1~2歳のうちは多少のやんちゃをすることはあっても、ダメと言われたことはやめることができます。3歳を過ぎて盛んにイタズラをするようなことはあまりないでしょう。

しかし、信頼関係が築けておらず、「飼い主の指示を聞かない」「犬の言うことを飼い主が聞いている」という状況では、犬は自由気まま好きなことやってしまいます。飼い主が犬をコントロールできていないため、犬はちょっとした刺激ですぐ興奮するようになりますし、誰も止めることができません。

しつけの際は声のトーンが大切です。小型犬の場合、ぬいぐるみ的なかわいさもあるため、ついつい飼い主は高いトーンで「ダメだよ~」と言いがちです。しかし、高いトーンの声では飼い主が怒っているということが伝わらず、問題行動を抑制することができません。さらには「構ってもらえた!」と誤解し、落ち着きのない行動がエスカレートする可能性もあります。

犬にダメなことを教える際は、短い言葉と低いトーンで言うようにしましょう。

刺激の多い家庭環境

「小さい子供がいる」「室内から通行人がよく見える」「頻繁に人が出入りする」など、刺激の多い家庭環境では犬は安心して過ごすことができず、興奮しやすく落ち着きのない性格になる傾向があるようです。

甲高い声を出して遊ぶ子供がいたり、落ち着きのない同居犬がいる家庭では、「一緒に遊びたい!」と興奮しやすい犬に育ちます。

また、通行人が室内からよく見えたり、頻繁に人が出入りする家庭では、犬は「誰が来た!家を守るぞ!」と常に気を張り詰めて過ごすことになります。警戒、防衛本能が働くため、いつもソワソワして吠える犬に育つわけです。

欲求不満

犬も人間同様、欲求不満では落ち着いていられません。犬の場合は主に運動不足です。活動的な犬なのに散歩や遊びなど運動量が足りないと、エネルギーを発散させることができず、問題行動を起こしがちです。

ドッグランなどを利用して欲求不満にならないようにしてあげましょう。

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まとめ

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーは1歳~1歳半で成熟し、性格や体重が落ち着く傾向にありますが、全ての犬がこの時期に落ち着くわけではありません。落ち着きのなさの原因は、犬の性格だけでなく、しつけの有無や家庭環境、さらには欲求不満なども影響します。

犬との信頼関係の築き方や、安定した環境の提供、適切な運動量を心がけることで、愛犬の落ち着きのなさを解消する手助けとなるでしょう。